熟年離婚 慰謝料・・・熟年離婚時における年金分割に対しての誤解

離婚と云うと離婚後にかかるお金の事を考慮してしまう方は少なくないとおもう。
殊更に専業主婦のケースの場合は仕事を探し求めるのもたいへんだろうし、ましてや熟年離婚をしたケースの場合は殊更に仕事等探し求めるのはたいへんで当面の生活費にも困る事も少なくないとおもう。


その為にも、慰謝料や財産分与等お金にかかわる決め事はガッツリ行わなければならないところである。


その一環として熟年離婚の手助けとなるかも知れない年金分割制度が開始した。
この制度がスタートした2007年4月以降は熟年世代による離婚件数が増大したと云われている。
この制度が開始する時には多種多様なメディアで話のネタになったとおもうが、まだまだ興味ない事、誤解している事が少なくないとおもうのでここで少しご解説してみたいとおもう。


2007年4月以降に開始したこの制度、初めは協議しなければ分割できなかったのであるが2008年4月以降は協議をしなくても自動的に年金が分割出きるようになったようである。
であるからわざわざ協議して分割を決めなくても2008年まで待って自動的に分割されるように成るのを待つ人もおおくいたとおもう。


これだけ聴くとすごくいいように実感するが、ちょっとだけの誤解があるかも知れない。
自動的に分割出きる年金は2008年4月以降に支出した分だけで、それ以前に支出した分にかんしてはやっぱり協議して決めなければならないので結局は一緒と云う事に成る。


であるから、その分の誤解もキッチリと把握しておいた方が良いとおもう。



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